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【スウェーデン紙取材】スウェーデン発、日本への展開と、IT会社の設立

2023年8月16日、当社CEOラーションが、故郷スウェーデン・ファールヒェーピングの地元新聞 “FALKOPINGS TIDNING” に取材を受け、その記事が掲載されました。

人口約3万人のファールヒェーピングには、人口約100万人の香川県と同じくらいのIT企業が存在し、スウェーデンはIT発展国と言われています。

スウェーデン王立工科大学でコンピューターサイエンスを学び、スウェーデンのベンチャー企業のフルスタックエンジニアとして働いた経験を持つラーションにとって、日本でエンジニアとして働くことは、一般的な日本人が想像するよりも、はるかに超えて簡単なものではありませんでした。

しかし、世界水準の最先端技術をキャリアとするラーションにとって、日本語を習得し、日本の習慣を正確に理解できれば、克服可能な挑戦であると確信していました。

そして、外向きで変化を好み、プロセス志向のスウェーデン企業での経験が豊富な彼には、『内向きで変化を嫌い、伝統的な習慣が根強い日本では、多くの人的資源が未活用であり、その結果、行政と民間の両方がデジタル化の遅れに苦しんでいる』という強い思いがありました。

その思いを元に、2019年Dreamlyを設立したラーションは現在、Panasonicなど大手企業ともイノベーション関連で協力し合い、同時にスウェーデン・マルメ市(スウェーデンの第三の都市で、美しい海岸線と歴史的な建築物があり、経済的にも重要な位置にある)や、大阪府などの公的機関とも機密に連携を図り、それぞれの市場での地位を強化できるよう支援しています。

また、日本でのビジネスモデルを模索し、顧客満足を得るために学んだ教訓として、「まずは行間を読まなければなりません。適応するのに時間がかかりましたが、細部までにこだわり、注意深く、謙虚であることの重要性を学びました。」とラーションは語りました。

さらに、ラーションは人材育成にも注力しており、Dreamlyの従業員には起業家精神を養い、失敗を恐れず挑戦することを大切にする価値観を育てています。「Dreamlyにはイノベーションを受け入れる風土があり、それを誇りに思っています。」とラーションは語りました。

最後に、日本で起業家の道を目指す人たちに向け、ラーションは、「自身の情熱を更なる高みへと向かわせ、仕事を楽しんでください。体、心、精神の健康を大切にすれば、生産性が向上し、成功への道も開けるでしょう。」とアドバイスを送った。

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